湿気から部屋を守る!シンガポールのカビ対策【長期不在時の対策も】
こんにちは、シンガポール駐在員のかじまです!
シンガポールに住み始めて驚いたのが、湿度の高さ。
じめじめしてカビが発生したりと、湿気にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、湿気によるカビ発生を防ぐための4つの具体的な方法と、実際に効果を実感している除湿・防カビグッズをご紹介します。
シンガポールの湿気を舐めていました・・・。
引っ越してきてしばらく経った頃、毎日クーラーは数時間つけていましたが、2ヶ月ほど使っていなかったカバンが一面カビだらけに!
急いでShopee(ショッピー)で除湿機を購入しました。以降カビは発生していません。
カビの被害を最小限に抑え、心地よい空間をキープしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、どうぞ~!
シンガポールに住んでいる方
湿度の高さ、カビに悩んでいる方
▼シンガポールのお悩み2選に答える記事はこちら。
・シャワーの水圧・質がイマイチ…「シャワーヘッド」で解決!【シンガポール】
・シンガポールの水道水は飲める!クリンスイの浄水器でもっと美味しく(Amazon Japan経由で購入すべし)
4つの湿気対策
①窓を開けて換気
手軽・無料でできるのは部屋の換気です。
風のとおり道を作るように、2箇所以上あけると良いでしょう。
ですが日中職場へ行く人にとっては長時間換気するのは難しいですよね。
その場合は②や③の方法がおすすめです。
②エアコンつけっぱなし
エアコンをつけるとてきめんに湿度は下がります。
1部屋だけエアコンをつけ、家中のドアを全部開け放しておくと良いという方法をよく聞きます。
③除湿機の導入
カビを発生させたくないものが一部屋にまとまっている場合には除湿機が有効です。
カバン・革製品・冬用コート・ベルトなどは特にカビが発生しやすいため、除湿機を使った集中的な湿気対策が必要なことも。
我が家ではこれらは日常的に使う部屋にまとめて置いておき、日中は除湿機をつけています。
50%まで湿度が下がることで、カビが発生しなくなりました。
④湿気対策グッズ(除湿剤・防カビ剤)を使う
除湿シート、カビ・ダニ対策の除湿剤を部分的に使うのも効果的です。
友人に聞いたカビにまつわる湿気対策・体験談
- クローゼットや衣類が入った引き出しは常時開けっ放しにしておく。
- エアコンを25℃くらいでつけっぱなしにする。部屋と部屋のドアも開けて、家全体にエアコンが行き渡るように。
- 換気扇のない(窓だけの)バスルームはなるべく使わない。
- そもそもカビが生えそうな革靴・高級なカバン・コートなどは手入れが大変になるだけなので、普段使う以上にはシンガポールに持ってこないのがオススメ。
- 普段使わない靴・大事な靴を玄関外に脱ぎっぱなしせず、部屋の中に置く(高温多湿の環境にずっと置いておくと、靴底が剥がれやすくなったりもします)。
- コロナ禍は毎日在宅でエアコンをつけていたけど、靴やカバンがカビで駄目になった。たまに窓を開けて換気が必要なのかも。
- 数週間家を空けるときもエアコンをつけっぱなしにする。
- エアコンをつけっぱなしにするのは抵抗があるので、同僚に週1度の換気をお願いした。
- 1ヶ月家を空けることになったとき、どうしても大事なものは友人宅へ預けた。
長期不在の対策
仕事をしていると長期出張が入ったり、休暇で日本に一時帰国することもありますよね。
数日程度であればそこまで対策をする必要はないと思いますが、1ヶ月近く家を空けるとなれば心配になります。
そこで、具体的な対策方法をいくつかご紹介します。
- カーテンは閉めない(日光が入るようにする)
- バスルームの換気扇はつけっぱなしにする
- 除湿剤を大量に置いておく
- 水回りはしっかり水切りを
- 換気扇・クローゼットのホコリをキレイにしておく
- クローゼット内の衣類を、物干しスタンドに掛けてリビング等に置いておく(日が当たり、空気の通りも良くなる)
- 常温で置いている食品は冷蔵庫へ
- 可能であれば週に1~2度、友人・同僚に頼んで換気をしてもらう。
- エアコンをつけっぱなしにしておく(最終手段)。
カビの被害をゼロにするのは難しいかもしれませんが、参考にしてみてください。
カビが発生してしまったときの対処法
再利用したいものはカビを拭き取り、洗濯、天日干しなどをします。
クローゼットなどの置き場にホコリがたまっている場合は掃除し、風通しが良い場所で保管。
もうダメになってしまったものについては諦めて捨てましょう・・・。
効果を感じたのは除湿機
一番カビに効果があったと思うのは除湿機の導入です。
「LifePro DH12」という除湿機を使っています。
エアコンつけっぱなしは電気代が心配なので、
・朝の換気、日中家にいるときは扇風機 or エアコン
・カビさせたくないものがある部屋に除湿機+除湿・防カビグッズ
でカビ対策しています。
除湿機はタンクが2.1Lのもので、やや小さめ。除湿機を稼働させて4~5時間後にはタンクがいっぱいになるので水を捨てる必要があります。
(Shopeeにはタンク容量がより大きいものもありますが、今使っているもの(型番「LifePro DH12」)は水を捨てるときそこまで重くないので気に入っています。)
・一般にエアコンをつけっぱなしにするよりは電気代が安い。
・カビ対策に効果的。
・部屋干しにも便利。生乾きの臭いなしで早く乾く。
・除湿できる空間が限られているので、一部屋しか効かない。
・1日1~2回水を捨てる作業がある。
・モノにもよるが、ある程度音がする。
除湿機のメリットのひとつとして、乾燥機にかけてシワにしたくない衣類を除湿機のある部屋に干しておくと、生乾きの臭いなく1日で乾きます。
実際に使っている除湿・防カビグッズ
クローゼットやキャビネットに防カビ剤をばらまいておいたり、シート状の除湿剤をケースに入れたりしています。
防虫剤(防カビ・防ダニ剤)
これはシンガポールのDON DON DONKIで購入しました。
大容量なので、至るところにばらまいています。
除湿効果はありませんが、ニオイの強い防虫剤として、カビの発生を抑制します。
※シンガポールからAmazon Japanで購入される場合は、送料及び発送対象にご注意ください。
国外発送対象商品であれば、配送先に海外の住所を登録すれば発送できます。
除湿剤(シート)
こちらは日本で購入。
1ヶ月もしないうちにゼリー状になってしまうので、定期的に交換が必要です。
特にカビが発生してほしくないものに使用しています。
※シンガポールからAmazon Japanで購入される場合は、送料及び発送対象にご注意ください。
布団圧縮袋
普段使っていない布団(来客時に使用)を、天日干し後に布団圧縮袋に防虫剤を入れて保管しています。
掃除機もしくは付属の手動ポンプで圧縮します。
収納しやすくなる上、カビの被害も今のところありません。
「Vacplus」という布団圧縮袋(3枚入り)を使用していますが、Amazonや楽天には現在出品していないようです。
まとめ|快適なシンガポールライフを送るために、湿気・カビ対策を
①窓を開けて換気
②エアコンつけっぱなし
③除湿機の導入
④湿気対策グッズ(除湿剤・防カビ剤)を使う
湿気の多いシンガポールでのカビ対策をまとめました。
手軽に試せる方法もあるので、気になる方法があれば試してみてください。
対策してもカビが発生してしまうこともあるかもしれません。
ですがエアコンや除湿機、除湿グッズを併用することで、格段に状況は良くなるはずです。
この記事がシンガポール生活を送るみなさんの参考になれば幸いです。
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