【海外旅行】ワクチン接種・未接種者の海外渡航規制|日本からシンガポールへ ※2023.02.16更新(Visit Japan Web)
最新の情報(2023年4月28日時点)はこちらの記事からどうぞ。
こんにちは、シンガポール駐在員のかじまです!
・最近コロナの規制が緩くなってきたけど、海外旅行にはもう行ける?
・ワクチン接種・未接種の場合はそれぞれ何が必要?
・入国制限はどうなっているの?
そんな疑問に答えるべく、コロナ禍に海外旅行するなら知っておきたい、最新の海外渡航規制をまとめました。※記事作成2022年9月、更新2022年11月、更新②2023年2月
<日本入国時に必要であった、MySOSが終了し「Visit Japan Web」という入国手続オンラインサービスが新たに誕生しました。>
2022年9月7日より日本入国時のPCR検査が不要になる(※条件付き)とのニュースがありましたね。
さらに、11月1日に「Visit Japan Web」という入国手続オンラインサービスが作られました。
この記事では日本↔シンガポール間の規制について書いています。
その他の国へのご旅行を考えておられる方は、「日本入国」の部分をご参考にしていただけたらと思います。
それでは、どうぞ~!
日本から海外旅行を検討している方
シンガポールから日本への一時帰国を検討している方
最新の海外渡航規制が知りたい方(2023年2月16日時点)
最新の海外渡航規制がわかる。
シンガポールのコロナ事情がわかる。
日本の「入国時」渡航規制
2022年9月7日より、以下のように緩和されました。
・ワクチン3回目の接種証明を条件に、出国前72時間以内の陰性証明が不要に
・1日当たりの入国者数の上限を現行の2万人から5万人に引き上げ
・添乗員なしのパッケージツアー受け入れ
隔離の有無|「シンガポールからの入国」は隔離なし
※追記(2022年11月4日)
滞在していた国に関わらず、ワクチン接種の有無によって検疫措置が異なります。
いずれにしても隔離はありません。
滞在していた国により青・黃・赤の3色の区分があり、日本入国時の検疫措置が異なります。
シンガポールは青に区分され、ワクチン接種の有無にかかわらず、隔離はありません。
青は102カ国、黃は97カ国、赤は2カ国が指定されています。
※2022年11月4日時点の内容なので、渡航の際には再度ご自身で確認を行ってください。
陰性証明書(PCR検査)の有無|ワクチン3回接種者は免除
8月末、このようなニュースが報道されました。
いつコロナに罹ってもおかしくない状況で、「検査に引っかかったら日本へ帰れなくなるかも!?」という心配が軽減されますね。
ワクチン3回接種者
上記表のとおり免除。
ワクチン未接種者
今現在の状況では、条件(ワクチン証明書の提出)を満たさないため、PCR検査による陰性証明書が必要。
つまり、海外旅行をする際には、滞在先の海外でPCR検査を受けることになります。
ただし短期渡航で、日本への帰国前72時間以内に検体採取ができる場合は、日本出国前に取得した検査証明書も利用可能です。
入国にあたり必要なもの|ファストトラックの利用がオススメ※MySOSが終了しVisit Japan Webに
※追記(2022年11月4日)
ワクチン証明書もしくは72時間前陰性証明書(未接種の方)以外には、
- 誓約書(検疫措置を遵守する旨の誓約書。誓約に違反した場合は、氏名公表等の措置あり。)
- 質問票(待機期間中における健康フォローアップのため必要。電話番号、メールアドレス等)
が必要となりますが、入国をスムーズにするため、ファストトラックの利用が勧められています。
2022年11月4日現在、以前から利用されていたMySOSのサービスが終了し、「Visit Japan Web」というサービスへの移行が発表されました。
入国手続き「検疫」、「入国審査」、「税関申告」をウェブで行うことができるサービスです。
デジタル庁ホームページ
海外から入国される方のほか、日本に帰国される方もご利用頂くことができます。
これまで、コロナ禍の入国には「MySOSでの検疫&入国審査」、「税関アプリor紙での税関申告」が必要でした。
これらがひとつにまとまり、しかもオンラインで事前に登録が必要になりました。
実際に使ってみましたが、すごく便利になったと思います。
※家族でひとつの登録ではなく、基本的にはひとりずつ登録する必要があります。(乳幼児などひとりで登録できない場合を除く)
ファストトラックとは、「MySOS」というアプリに
事前に情報を登録しておき
入国時の手続きを簡略化するものです。
基本情報登録検査証明書
(渡航前PCRの陰性証明書)⇐ワクチン未接種者のみ誓約書(検疫措置を遵守する旨の誓約書。誓約に違反した場合は、氏名公表等の措置あり。)質問票
(待機期間中における健康フォローアップのため必要。電話番号、メールアドレス等)ワクチン接種証明書
の5つを事前にアプリ内に登録できます。
詳しくは過去に紹介している記事を参考にしてください。MySOSの登録方法・注意点なども載せております。
シンガポールの「入国時」渡航規制
隔離の有無|ワクチン接種・未接種に関係なく撤廃
日本から入国する際も、ワクチン接種・未接種関係なく、隔離はありません。
2022年8月29日から、ワクチン未接種者の隔離と入国申請が撤廃されています。
2023年2月13日から、これまでPCR検査が必要だったワクチン未接種者も、証明書が不要になりました。
陰性証明書(PCR検査)の有無|ワクチン2回接種者は免除 未接種者も不要に
2023年2月13日から、ワクチン接種・未接種に関係なく撤廃となりました。
2022年4月26日から、ワクチン2回接種者は観光客も含め、陰性証明書は不要となっています。
ワクチン2回接種者
ワクチン証明書があれば、シンガポールに入国する際の陰性証明書は不要です。
日本入国時に検査がなくなるのはワクチン「3回」接種者ですが、シンガポールのワクチン接種完了は「2回接種を終え2週間を経ていること」です。
ワクチン未接種者
2023年2月13日から、ワクチン未接種者もシンガポールに入国する際の陰性証明書は不要です。
出発前2日以内のPCR検査での陰性証明書(英文)が必要です。
ただし、シンガポール国民・永住ビザ・長期ビザ保有者はこの限りではありません。
また、シンガポール滞在中にコロナに罹った場合に備えた保険も必要となります。
詳しくはこちらをご覧ください。
入国にあたり必要なもの|SG Arrival Card
電子入国カードのこと。個人情報、旅行の詳細、および健康状態の申告の提出を容易にしたものです。
事前申請も可能ですし、到着後でも空港のQRコードを読み取り、申請できます。
現在のシンガポール国内のコロナ事情
2022年8月29日から、シンガポールでは屋内マスク着用義務がなくなりました。
※医療機関・公共交通機関は除く
さらに2023年2月13日から、公共交通機関においてもマスク着用義務がなくなりました。
まだ義務撤廃となって日が浅いので、屋内では体感8~9割の人がマスク着用しています。
ですが、マスクなし生活の開放感は大きいです。
屋内・屋外かかわらずマスクをしている人は3割程度でしょうか。
義務はなくなったものの、自己防衛のためにしている人もいるという印象です。
ショッピングモールやレストランに入るたびにしていた、チェックイン・チェックアウトの確認、ワクチン接種証明の提示も、通常施設ではもう無くなりました。
海外からの旅行者はどんどん増えており、観光地も賑わっています。
まとめ|ワクチン接種・未接種者で異なる規制は【日本入国時の陰性証明だけ】
シンガポール入国側の規制が撤廃され、ワクチン未接種者であっても、違いはなくなりました。
ただし未接種者は、日本入国時にPCR検査(陰性証明)が必要になるという部分は、まだ変更されていませんのでご注意ください。
条件はあるものの、海外旅行・海外出張・一時帰国をする人にとって、心配のタネがひとつ減りましたね。
今後日本国内の規制も緩和の方向に進みそうです。
ちなみに、YouTubeで中田敦彦さんが話題にしていましたが
LCCのZIPAIR(ジップエアー)やScoot(スクート)なら低価格でシンガポールへ来ることができます。
ひとり往復4万円台といった金額で買える場合もあるそうですので、ぜひご検討ください。
この記事が日本だけでなく世界のどこかで生活を送るみなさんの参考になれば幸いです。
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