旅行者必見!シンガポールのタクシーアプリ「Grab(グラブ)」の使い方|日本の電話番号でも登録できる
こんにちは、シンガポール駐在員のかじまです!
海外旅行をするときに不安になることの一つとして、交通手段がありますよね。
現地のタクシーはぼったくられそうで心配、という気持ちもわかります。
でもシンガポールのタクシーはそんな心配無用です。
さらにアプリで現在地・行き先を指定すれば、手配する時点でタクシー料金がわかるため、より安心してタクシーを使うことができますよ。
今回は3つのタクシーアプリの紹介と、旅行者におすすめの配車サービスアプリ「Grab(グラブ)」の使い方を説明します。
日本から遊びに来た友達も、Grabを使って効率的にシンガポール観光をしていました。
それでは、どうぞ〜!
シンガポール旅行を予定している方
シンガポールで安心してタクシーを使いたい方
旅行者には「Grab(グラブ)」がおすすめ!
Grabの特徴
✓料金が行き先に応じて事前表示されて安心。
✓タクシーを呼びたいタイミングで、アプリから簡単に手配できる。
✓先に行き先を入力しておくので、車内での会話はほぼ不要。
✓シンガポール在住者も利用頻度が高いポピュラーな配車サービスアプリ。
Grabアプリを事前に日本でインストール、登録完了までしておくと現地に着いてからすぐに使えます。
シンガポールの3つの配車サービスアプリ
日本ほどタクシー料金は高額ではないので、複数人で移動するとき、飲み会のあとなど、気軽にタクシーを呼ぶことが多いです。
シンガポール在住者でもだいたいこの3つのアプリを使っていると思います。
Grab(グラブ) 個人ドライバーの配車サービス。利用している人多数。
Gojek(ゴジェック) 個人ドライバーの配車サービス。Grabより安いことがある。
Comfort DelGro(コンフォートデルグロ) 大手タクシー会社。やや高め。
Grab(グラブ)
シンガポールを含む東南アジアでメジャーな配車アプリ。
目的地を入力すると、現在地からの料金が事前にわかり、簡単に個人ドライバーのタクシーを呼ぶことができます。
「Grab呼ぶ?」など、タクシー=Grabのように日常では使っています。
タクシーを呼ぶときのファーストチョイスはGrabですね。
Gojek(ゴジェック)
個人ドライバーのタクシーを呼べる、配車アプリ。
プロモーションをうまく活用することで、ときにはGrabよりもリーズナブルにタクシーが利用できます。
Comfort DelGro(コンフォートデルグロ)
シンガポール最大のタクシー会社。
個人ドライバーではなく、タクシー会社の運転手が来るため、安心して使うことができます。
お客さんを迎えにいく際や、予約してタクシーを利用したい場合などによく使われます。
他の配車サービスよりも価格設定が高めとなっていますが、車内は広めで清潔です。
▼シンガポールのタクシー関連記事
・【タクシー】早朝・深夜の予約も可能!コンフォートデルグロでタクシー予約
旅行者におすすめの配車サービスアプリはGrab
タクシー料金も手頃で、シンガポール在住者もよく利用する配車サービスです。
位置情報サービスが優秀なので、初めて使う場合にも失敗が少ないと思います。
Grabアプリの登録方法|Grabは日本の電話番号で登録できる!
「日本の電話番号ではGrabに登録できない」
「日本人はGrabが使えない」
といったことが数々のブログで紹介されています。
ですが実際には、日本の電話番号でもGrabは登録・利用することができます。
確実な方法は、日本で登録を済ませてしまうこと。
理由は、登録のためにSMS(ショートメッセージ)の受信が必要なためです。
海外旅行をするとき、インターネットを現地で使うためにSIMを入れ替えたりしますよね。
SIMは現地の電話番号がついていないものがほとんどで、これではSIMを入れ替えた後にSMSはスマホに届きません。
ですので日本でGrabアプリをダウンロードし、日本で(日本の電話番号で)登録まで行ってしまうのがベストです。
シンガポールに着いた後に電話番号のないSIMに入れ替えても、登録自体は完了しているのでアプリは使うことができます。
※登録時のSMS確認以外で電話番号が使用されることはほとんどありません。
ドライバーとのやりとりはアプリ内で行うことができます。
登録方法
①Grabアプリをダウンロード
②電話番号の入力、SMS宛の認証コードの入力
③基本情報・現在地設定・顔写真登録
(④クレジットカード登録)
①Grabアプリをダウンロード
「Grab」で検索すると2件ヒットしますが、白地のほうが正しいGrabアプリです。
②電話番号の入力、SMS宛の認証コードの入力
日本の電話番号を使用する場合は日本で登録完了しておきましょう。
海外に到着したあとSIMを入れ替えてしまったら、SMS(ショートメッセージ)が届かず、認証できません。
電話番号を入力します。
すると確認のためにSMS(ショートメッセージ)が届くので、届いた認証コードをGrabアプリで入力します。
③基本情報・現在地設定・顔写真登録
現在地の設定画面もあります。
スマホの設定で、Grabアプリを使うときは位置情報サービスをONにしておいてください。
日本の住所を選んでも機能しないので、シンガポールの適当な住所を入力。
(友人に試してもらったときはわたしの家を入力してもらいましたが、チャンギ空港などでも登録できると思います。)
ここまで登録しておけばGrabアプリを使うことは可能です。
初回のタクシー配車利用時に、顔写真を登録することになります。
アプリ内のインカメで自分の顔を撮影。
しっかり顔を画面に写す前にシャッターが切られることが多いので、うまく写真が撮れなくても気にする必要はありません。
(④クレジットカード登録)
クレジットカードで支払いしたい場合、事前にカードを登録することもできます。
※事前登録でない場合、クレジットカード払いに対応していないこともあります。
クレジットカードの登録は必須ではありませんので、現金で支払っても構いません。
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タクシーを手配する方法
続いて、実際にタクシーを呼びたいときの操作方法です。
①Grabアプリからタクシーマークを選択
②行き先を入力する(英語)
③現在地が正しいことを確認する
④車の種類を選択
⑤料金・支払い方法を確認して手配
⑥ドライバーを待ち、メッセージがあれば対応
⑦車のナンバーを確認し、乗り込む
⑧目的地に到着後、支払い
①Grabアプリからタクシーマークを選択
こちらがGrabのアプリ画面。
配車(タクシーマーク)を選択します。
②行き先を入力する(英語)
どこへ?(Where to?)に「行き先」を入力。
英語入力しましょう。
観光名所であればすぐにサジェストに出てくるはずです。
名前が似た場所などもあるので、地図や住所などでよく確認してください。
不安であれば、表示された住所で合っているかどうか、Google Mapでも確認すると良いかもしれません。
行き先が同じ場合でも、「Lobby」「ブロック(棟)」「どの入口か」などを選択する必要があります。
巨大なコンドミニアム(集合住宅)だと、ブロックを間違えると辿り着くのが大変ですが、通常のモールやホテルであれば気にせずに選んで良いと思います。
③現在地が正しいことを確認する
ピックアップポイントは、基本的には現在地が選択されます。
位置情報は優秀ですが、たまにズレている場合があります。
違うところで待っていた、ということにならないよう、現在地と表示された位置が合っているか確認しましょう。
また車が停められない場所には来ることができないので、少し離れた位置が選択される場合があります。
建物のそば、近くのホテルのロータリーなど、現在地から移動しやすい場所を設定すると良いと思います。
ショッピングモールなどには、Pick Upポイント(タクシーや車に乗り込む専用のエリア)があったりします。
反対に、車から降りるエリアはDrop Offポイントと言います。
④車の種類を選択
4人までの乗車であれば、一番上に出てくる通常のタクシー「Just Grab」や「4 Seats GrabCar」を選択。
このように料金と行き先への到着予定時刻が表示されます。
GrabShareは言葉通り、相乗りのような形になります。
別の乗客と現在地・目的地が近い場所でなければならないので、なかなか捕まらないと思うので選ばないほうが無難です。
5人以上であれば6人乗りの大きめの車を選ぶこともできます。
⑤料金・支払い方法を確認して手配
支払いは、アプリにクレジットカードを事前に登録することもできますし、乗った後に現金で支払うこともできます。
タクシーによって乗車時のクレジットカード使用ができない場合もあり、さらにカードは手数料10%が加算されますので、アプリにカードを登録しないのであれば現金払いがベターです。
[ドライバーがなかなか見つからないときは・・・]
雨が降っているときや休日の忙しい時間帯など、たまにタクシーが全然捕まらないときがあります。
そんなときは何度かトライしてみてください。
⑥ドライバーを待つ、メッセージがあれば対応
⑦車のナンバーを確認し、乗り込む
ドライバーが見つかると、このような画面になります。
ドライバーの位置・到着までの時間などが表示されており、非常に便利です。
もし何かあった場合はアプリ内で連絡を取り合うことができます。
ドライバーが現在地に着いてから3分以上経過すると追加料金がかかるので、あまり早く手配しないようにしましょう。
すぐそばにドライバーがいるときは5分以内に到着する場合もあります。
[たまにドライバーがキャンセルすることも・・・]
気づかないうちにドライバーからキャンセルされていることもあります。
そのときは運が悪かったと思って再度タクシーを手配しましょう。
自分が呼んだ車を見つけたら、車の番号を確認して乗り込みます。
名前と行き先くらいは確認されることがありますので、対応してください。
荷物が多い場合は、トランクを開けてもらって使うこともできます。
ドライバーに声をかけ、使いたい旨を伝えましょう。
日本のタクシードライバーのように降りてきて手伝ってくれる場合もありますが、自分でやってと言われることもあります。
⑧目的地に到着後、支払い
目的地に着いたら、支払いが現金の場合は、アプリに表示されていた料金を支払います。
クレジットカードで支払い設定していた場合はそのまま下車して構いません。
公共交通機関よりもタクシーがおすすめの場所
シンガポールは公共交通機関も便利です。
メトロももちろん良いですが、市内のかなり広い地域をカバーする路線バスもおすすめです。
▼シンガポールの路線バスの乗り方ガイド
【観光】シンガポールで路線バスに乗ろう!乗り方、料金、便利なアプリを紹介
「マーライオンパーク」からマリーナ・ベイ・サンズのショッピングモール「ザ・ショップス」
どちらも必ず行きたい観光名所。
歩くとその距離は20~30分ほどです。
日差しの強いシンガポールでは、結構体力を消耗してしまいます。
この場所はタクシーがおすすめです。
料金 約10ドル
※マーライオンパークを現在地に指定した場合、ピックアップ場所は「フラートンホテルのロビー」が選択されます。
中心地からシンガポール動物園・ナイトサファリ
4つの動物園(シンガポール動物園・ナイトサファリ・リバーワンダー・バードパラダイス)があるエリアは、バスやメトロではアクセスがイマイチなので、タクシーを使うとスムーズです。
観光客に人気のホテルのあるエリアや観光地からだと、30〜40分ほどで到着すると思います。
料金(例:マリーナベイサンズから) 約26ドル
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チャンギ空港から中心地(ホテルなど)
実は空港からはあえてGrabを使う必要はあまりありません。
チャンギ空港には流しのタクシーがたくさんいるので、タクシースタンドに並べば捕まえることができます。
ホテル名を伝えるのも億劫だ、アプリに登録しているクレジットカードで支払いたい、という場合は自分でGrabを呼んでもいいと思います。
チャンギ空港内の流しのタクシースタンドと、Grabで呼んだタクシー乗り場は、フロアが異なるので注意です。
まとめ|タクシーを使いこなして効率的に観光しよう!
Grabアプリは本当に便利で、観光でシンガポールに来られる方にもおすすめです。
ちなみにシンガポールから近いマレーシアでもGrabアプリは広く使われており、旅行で何度もお世話になりました。
Grabアプリの利用は日本で事前に登録を済ませておくことが重要になりますので、この記事を参考に操作をしてみてください。
はじめは慣れないアプリで緊張するかもしれませんが、一度使えば難しいことはありません。
みなさまのシンガポール旅行が快適で楽しいものになることを願っています。
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