【海外在住者向け】Apple製品を免税&下取りありで購入|一時帰国中に買うのがお得
こんにちは、シンガポール駐在員のかじまです!
Apple製品の新規購入・買い替えを検討しているみなさんに向けて、海外駐在者だけが使えるお得な購入方法をご紹介します。
それは、「免税」と「下取り」をして購入すること。

円安のいま、少しでもApple製品を安く購入するには、一時帰国中に日本で買うのが最適解だと思います。
Apple Storeでは何の問題もなく手続きをしてくれました。
それでは、どうぞ~!
Apple製品を安く買い替えたいと思っている、海外在住の方。
免税と下取りの両方が使えるのか、疑問に感じている方。
Apple製品のお得な購入方法がわかる。
免税のやり方がわかる。
※この記事では体験談を基に作成しています。店舗により違いがある場合がありますので、ご了承下さい。
シンガポールと日本のiPhone本体価格比較
(一例)iPhone 13 Pro 128GB
- 日本
122,800円(税込)144,800円(税込)から
※2022年7月1日より値上げ - シンガポール S$1,649(税込:7%)から
現在のシンガポールドル・円の為替レートは97円(2022年7月1日現在)なので
144,800円(日本)に対し、円換算で159,953円(シンガポール)となります。
さらに日本側を免税で購入する場合には、消費税分が安くなりますので、値上げされた今もオトク感があることがわかります。

シンガポールと日本の下取り価格比較
一方で、日本での下取り価格が安ければ、わざわざ日本で購入する意味はありません。
下取り価格は、日本のAppleのサイトには最大下取り価格が出てくるのですが、シンガポールのサイトには価格は載っていませんでした。

実際にiPadを下取りに出し、iPad Airを購入したときは
日本での下取り価格(約18,000円)と、シンガポールの店舗で口頭で聞いた価格の間に、それほど違いはありませんでした。
一時帰国における免税方法
免税とは?
そもそも免税とはどういった制度なのか、簡単に説明します。

免税とは、「非居住者」に対して「免税店」で販売する際に、消費税を免除する制度のこと。
対象物品は、通常生活に用いる「一般物品」もしくは「消耗品」です。
一般物品は同店舗における1日の合計額が5,000円以上、消耗品は5,000円以上500,000円の制限があります。消耗品は、日本で消費しないように、シールのついた包装紙に入れられます。
なお、Apple製品は「一般物品」に該当します。
一時帰国者は多くの場合「非居住者」扱いとなります。
どんな店舗でも免税されるわけではなく、買う場所が免税店であることを確認する必要があるため注意してください。

https://www.mlit.go.jp/kankocho/tax-free/about.html
免税について、詳しくはこちらをご覧ください。
免税に必要なもの
日本入国のスタンプが押してあるパスポートが必要です。
入国の際、日本人は無人ゲートを利用できますが、その先にいる入国管理官にスタンプを押してもらいましょう。
出国する国のスタンプは不要です。


実際の免税方法
Apple Store京都にて免税&下取り購入した体験談を交えて説明します。
(2020年に購入したiPadを下取りに出し、iPad Air 64GB・Wi-fiモデル(74,800円(税込)/S$879.00(税込))を購入。
シンガポールで買った場合に比べ、約16,000円オトクに購入できました。)
流れは以下の通りです。
1. Apple Storeの来店時間を予約
2. 購入したいモデルを選ぶ
※品薄になっている可能性大。このときもiPad Airは64GBの一色のみ在庫がある状態で、選択の余地はありませんでした。
3. 免税、下取りで購入したい旨を伝え、パスポートを提示
4. パスポート情報の読み取り
5. レシートをパスポートに留められ、免税完了
最近は電子データで入力されることのほうが多いのですが、Apple Storeでは紙のレシートでした。
6. 新旧iPadの情報の移行
希望する場合は、その場でデータ移行が正常に行われたか確認も可。移行処理をすればほとんどの場合、問題なくすべてのデータが移行しているはずですが、心配な方は起動するまで待つこともできます。データ容量にも依りますが、1時間ほどかかります。

7.(住んでいる国へ)帰国の際、出国エリアにて税関のチェック
国際線の手荷物検査が終わったあと、出国エリアで免税の確認を受けます。税関職員に声をかけ、パスポートを提示。
電子的に記録されているものについてはパスポートリーダーで情報を読み取られ、レシートがくっついている場合は外して回収してもらいます。
現物確認はこれまでされたことがありませんが、免税制度を守って、提示できるようにしておきましょう。

免税で購入したApple製品は日本滞在中に使用できる
Apple製品は「消耗品」ではなく、「一般物品」に該当します。そのため、日本滞在中にも使用可能です。
消耗品の場合は、このようにシール付きの袋に入れられ、日本滞在中に消費しないよう、開けると分かるようになっています。
本記事とは関係ありませんが、間違って消耗品を開封しないようご注意ください。

まとめ
以上がApple製品を免税&下取りで購入する方法でした。
Apple Store以外の場所で、これら2つの同時利用が認められているかは分かりません。
結論としては
【日本入国のスタンプが押してあるパスポート】と【下取りする製品】を持って
【Apple Store】へ行く
ということになります。

お住まいの国で購入するより、多くの場合お得に購入できるはずです。
一時帰国を近々予定している方で、Apple製品の買い替えを検討しているならばぜひ活用してみてください。
この記事が海外生活を送るみなさんの参考になれば幸いです。
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