【海外在住者向け】Apple製品を免税&下取りありで購入|一時帰国中に買うのがお得 ※2023年4月追記
こんにちは、シンガポール駐在員のかじまです!
Apple製品の新規購入・買い替えを検討しているみなさんに向けて、海外駐在者だけが使えるお得な購入方法をご紹介します。
それは、「免税」と「下取り」をして購入すること。
円安のいま、少しでもApple製品を安く購入するには、一時帰国中に日本で買うのが最適解だと思います。Apple Storeでは何の問題もなく手続きをしてくれました。
⇐2022年4月末利用時。
2022年6月より、Apple Storeでは「非居住者の免税利用」の対応を終了しているそう。
ヨドバシカメラでは、2023年1月に免税でApple製品を買うことが出来ました(下取りは利用していませんが、併用不可とは言われませんでした)。
それでは、どうぞ~!
Apple製品を安く買い替えたいと思っている、海外在住の方。
免税と下取りの両方が使えるのか、疑問に感じている方。
Apple製品のお得な購入方法がわかる。
免税のやり方がわかる。
※この記事では2022年4月及び2023年1月の体験談を基に作成しています。店舗により違いがある場合がありますので、ご了承下さい。
▼2023年4月から免税の利用方法が変わりました。具体的なやり方はこの記事をチェック!
【免税】新しい免税制度で一時帰国中にお買い物【海外在住者】戸籍の附票の写しを取得
シンガポールと日本のiPhone本体価格比較(2022年7月)
(一例)iPhone 13 Pro 128GB
- 日本
122,800円(税込)144,800円(税込)から
※2022年7月1日より値上げ - シンガポール S$1,649(税込:7%)から
現在のシンガポールドル・円の為替レートは97円(2022年7月1日時点)なので
144,800円(日本)に対し、円換算で159,953円(シンガポール)となります。
さらに日本側を免税で購入する場合には、消費税分が安くなりますので、値上げされた今もオトク感があることがわかります。
シンガポールと日本の下取り価格比較
一方で、日本での下取り価格が安ければ、わざわざ日本で購入する意味はありません。
下取り価格は、日本のAppleのサイトには最大下取り価格が出てくるのですが、シンガポールのサイトには価格は載っていませんでした。
実際にiPadを下取りに出し、iPad Airを購入したときは
日本での下取り価格(約18,000円)と、シンガポールの店舗で口頭で聞いた価格の間に、それほど違いはありませんでした。
一時帰国における免税方法
免税とは?
そもそも免税とはどういった制度なのか、簡単に説明します。
免税とは、「非居住者」に対して「免税店」で販売する際に、消費税を免除する制度のこと。
対象物品は、通常生活に用いる「一般物品」もしくは「消耗品」です。
一般物品は同店舗における1日の合計額が5,000円以上、消耗品は5,000円以上500,000円の制限があります。消耗品は、日本で消費しないように、シールのついた包装紙に入れられます。
なお、Apple製品は「一般物品」に該当します。
一時帰国者は多くの場合「非居住者」扱いとなります。
どんな店舗でも免税されるわけではなく、買う場所が免税店であることを確認する必要があるため注意してください。
免税に必要なもの
2023年4月より、免税利用の制度が変更となりました。
これまでは非居住者は、日本入国のスタンプが押されたパスポートを提示するだけでしたが、「在留証明」または「戸籍の附票の写し」(いずれも原本)が新たに必要となりました。
つまり、海外に住んでいる証明(在留証明)または日本に住んでいない証明(戸籍の附票の写し)がなければ、免税が受けれないということです。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
日本入国のスタンプが押してあるパスポートが必要です。
入国の際、日本人は無人ゲートを利用できますが、その先にいる入国管理官にスタンプを押してもらいましょう。
出国する国のスタンプは不要です。
実際の免税方法①(2022年4月の体験談 Apple Storeにて)
残念ながら、2022年6月より、Apple Storeでは「非居住者の免税利用」の対応を終了しているそう。
そのため以下の方法では免税を受けれない可能性が高いので、あくまで体験談としてお読みください。
免税方法②の方法では、免税&下取り購入ができる可能性があります。
※店舗によって対応が異なる場合がありますので、ご了承下さい。また、免税方法②は2023年1月時点のものです。
また2023年4月以降、免税制度が変更となっており、パスポートだけでは免税は受けれません。ご注意ください。
2022年4月にApple Store京都にて免税&下取り購入した体験談を交えて説明します。
(2020年に購入したiPadを下取りに出し、iPad Air 64GB・Wi-fiモデル(74,800円(税込)/S$879.00(税込))を購入。
シンガポールで買った場合に比べ、約16,000円オトクに購入できました。)
流れは以下の通りです。
1. Apple Storeの来店時間を予約
2. 購入したいモデルを選ぶ
※品薄になっている可能性大。このときもiPad Airは64GBの一色のみ在庫がある状態で、選択の余地はありませんでした。
3. 免税、下取りで購入したい旨を伝え、パスポートを提示
4. パスポート情報の読み取り
5. レシートをパスポートに留められ、免税完了
最近は電子データで入力されることのほうが多いのですが、Apple Storeでは紙のレシートでした。
6. 新旧iPadの情報の移行
希望する場合は、その場でデータ移行が正常に行われたか確認も可。移行処理をすればほとんどの場合、問題なくすべてのデータが移行しているはずですが、心配な方は起動するまで待つこともできます。データ容量にも依りますが、1時間ほどかかります。
7.(住んでいる国へ)帰国の際、出国エリアにて税関のチェック
国際線の手荷物検査が終わったあと、出国エリアで免税の確認を受けます。税関職員に声をかけ、パスポートを提示。
電子的に記録されているものについてはパスポートリーダーで情報を読み取られ、レシートがくっついている場合は外して回収してもらいます。
現物確認はこれまでされたことがありませんが、免税制度を守って、提示できるようにしておきましょう。
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実際の免税方法②(2023年1月の体験談 ヨドバシカメラにて)
2022年6月より、Apple Storeでは「非居住者の免税利用」の対応を終了しているそう。
ですが対応終了のニュースのあと、ヨドバシカメラではApple製品の免税が利用できました。(下取りはせず、免税のみ利用)
※店舗によって対応が異なる場合がありますので、ご了承下さい。またこの体験談は、2023年1月時点のものです。
また2023年4月以降、免税制度が変更となっており、パスポートだけでは免税は受けれません。ご注意ください。
2023年1月には、京都駅のヨドバシカメラにて、免税を利用してiPadとApple Pencilを購入しました。
このときは下取りせずに、免税のみを利用しています。
1. 購入したいモデルを選ぶ
※品薄になっているモデルもあります。
2. 免税で購入したい旨を伝え、パスポートを提示
ヨドバシカメラで下取りを出すときは、データを消してから査定となります。
今回は下取りには出しませんでした。
3. パスポート情報の読み取り
4. 電子データにて登録完了。消費税が引かれた金額で購入。
ヨドバシポイントは免税利用と併用できません。
Apple Careはそもそも免税が使えないので、ポイントを貯める/ポイント支払できます。
5.(住んでいる国へ)帰国の際、出国エリアにて税関のチェック
国際線の手荷物検査が終わったあと、出国エリアで免税の確認を受けます。税関職員に声をかけ、パスポートを提示。
免税で購入したApple製品は日本滞在中に使用できる
Apple製品は「消耗品」ではなく、「一般物品」に該当します。そのため、日本滞在中にも使用可能です。
ちなみに消耗品の場合は、このようにシール付きの袋に入れられ、日本滞在中に消費しないよう、開けると分かるようになっています。
本記事とは関係ありませんが、間違って消耗品を開封しないようご注意ください。
まとめ
以上がApple製品を免税&下取りで購入する方法でした。Apple Store以外の場所で、これら2つの同時利用が認められているかは分かりません。
結論としては
【日本入国のスタンプが押してあるパスポート】と【下取りする製品】を持って
【Apple Store】へ行く
2023年4月以降は
【日本入国のスタンプが押してあるパスポート】と【証明書(「在留証明」または「戸籍の附票の写し)」】、【下取りする製品】を持って
ヨドバシカメラへ行く
(店舗によって対応が異なる場合があるのでご注意ください)
Apple Storeでは、「非居住者の免税利用」の対応が終了しているようです。
ということになります。
お住まいの国で購入するより、多くの場合お得に購入できるはずです。
一時帰国を近々予定している方で、Apple製品の買い替えを検討しているならばぜひ活用してみてください。
この記事が海外生活を送るみなさんの参考になれば幸いです。
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ディスカッション
コメント一覧
Apple Storeは、2022年6月21日より、非居住者に対する消費税免税購入対応を終了しています
悲しいです。。。。
ぬあこ様
コメントありがとうございます。2022年5月時点の体験談を基に作成しましたが、ご指摘のとおり、非居住者の免税購入が出来ないという話が見受けられました。
海外在住者にとってはApple製品の免税はありがたい制度だっただけに、残念ですね・・・。